OpticStudio 17(2017年9月12日リリース)


OpticStudio 17(2017年9月12日リリース)

Author
Message
Zemax_Japan
Zemax_Japan
Forum Member
Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)Forum Member (1K reputation)

Group: Administrators / Zemax Staff
Posts: 257, Visits: 2.8K

1 目次

1 目次
2 概要
3 シーケンシャル機能
3.1 コントラスト最適化 (Professional および Premium)
3.2 最大50の視野点 (Professional および Premium)
3.3 200 以上の視野点 (Premium)
3.4 新規視野データエディタ (すべてのバージョン)
3.5 視野ウィザード (すべてのバージョン)
3.6 視野変換ツール (すべてのバージョン)
3.7 最小/最大 MTF オペランド (すべてのバージョン)
3.8 CODE V ® ファイル 変換機能を更新 (すべてのバージョン)
4 ノンシーケンシャル機能
4.1 フォトルミネセンスモデルの向上 (Premium)
4.2 奇数次非球面レンズ のオプトメカニカルアパチャー(Professional および Premium)
4.3 CAD ダイナミック リンク の更新(Premium)
4.4 ZRD ファイルを生成するオペランド (Professional および Premium)
5 プログラミング
5.1 API サンプルおよびインターフェースマニュアル (Professional および Premium)
6 Online Edition
6.1 OpticStudio オンライン (新Online Edition)
6.2 OpticStudio Online Edition:米国東海岸およびアイルランド (新Online Edition)
7 操作性
7.1 公差 オペランドを無視 (すべてのバージョン)
7.2 Zemax ライセンス マネジャー の更新 (すべてのバージョン)
7.3 自動保存 (すべてのバージョン)
7.4 Zemax データフォルダの場所をカスタマイズ(すべてのバージョン)
8 性能の向上
8.1 スポットX+Y 最適化の性能向上 (すべてのバージョン)
8.2 エディタ応答時間の向上 (すべてのバージョン)
9 マニュアル
9.1 タンジェント角の明確化 (すべてのバージョン)
9.2 入門ガイドの更新 (すべてのバージョン)
9.3 Zemax Lab (すべてのバージョン)
9.4 Feature Experiments (すべてのバージョン)
9.5 Research Surveys (すべてのバージョン)
10 データ カタログ
10.1 新規の材料カタログ (すべてのバージョン)
10.2 材料カタログの更新(すべてのバージョン)
10.3 新規の原器リスト(すべてのバージョン)
10.4 原器リストの更新 (すべてのバージョン)
11 バグ修正

光学系設計で前例のない新機能が盛り込まれたOpticStudio 17
OpticStudio® 17 は、MTF最適化の高速化(既存の30倍以上)や、他の光学設計ソフトには類を見ない多光線数での光線追跡、カスタムアプリケーションの作成が容易になる新規APIマニュアル、今までにないレベルでの正確なシミュレーションが可能となる蛍光と蛍光体モデル等が盛り込まれ、光学系設計を次のレベルへと進化させるリリースとなるでしょう。
OpticStudioは、Standard Edition、Professional Edition、および Premium Editionからなり、追加機能の各セクションのタイトルに、機能サポートのあるエディションの記載があります。各エディションの比較については、ウェブサイトをご覧いただくか、Zemax Japan までご連絡ください。
Standard Edition では、新規視野データエディタ、視野ウィザード、視野変換ツールが新しく追加されました。スポットX+Yデフォルトメリットファンクションが向上し、スポットサイズの最適化で最速の機能となりました。公差解析では、オペランドのオン/オフのチェックボタンが新しく加わり、異なる公差を簡単に試行できるようになりました。また、Zemaxフォルダの場所も移動可能になり、その他多種の機能がくわわりました。
Professional Editionでは、Standard Editionでの追加機能に加え、革新的なMoore-Elliot方式を使用したコントラスト最適化や、新規API文書インターフェースおよびMATLAB/C++/C#/Pythonの各言語における20のサンプルコードが含まれています。
Premium Editionでは、Standard およびProfessional editionsでの追加機能に加え、200以上の視野点で光線追跡を行う機能を使用し複雑なフリーフォーム系を高精度で設計することが可能になりました。他に類を見ない光線を使った包括的な蛍光と蛍光体モデルを使用し、蛍光ソーラー集光器のような新しい蛍光体光学系の設計をすることも可能です。Premium Editionには、オンサイトとオンライン(Online Edition)の2エディションがあります。

3.1 コントラスト最適化 (Professional および Premium)

30倍以上の速度で光学系のMTF最適化を行うコントラスト 最適化
Zemaxは、Moore-Elliot理論 に基づく新しい最適化機能である[コントラスト最適化] (Contrast Optimization) 機能を開発しました。これは、特定の空間周波数までのMTF応答を最適化する革新的なMTF最適化方式で、[最適化ウィザード] (Optimization Wizard) の新しい[基準] (Criterion)として追加されています。本基準を適用することで、メリットファンクションエディタにMECS、MECT、MECA、MECX、およびMECN のオペランドが生成されます。

ディテクタにカットオフ周波数のある結像光学系では、必要のない高周波数を犠牲にして低周波数を高めることが可能なため、MTF最適化が特に有用になります。これまでは、MTFで最適化を行う場合は、MTF値に対し直接最適化をかける方法しかありませんでしたが、この方法は低速で難易度が高く、また機能しないこともよくありました。コントラスト最適化は、より安定してMTFを向上する手法であり、収差の大きい設計初期段階の系にも使用できます。また、以前のMTF最適化機能と比較し、50倍もの速度に高速化され、設計時間の大幅な削減を図ることが可能です。
[コントラスト最適化] (Contrast Optimization) 機能は、シーケンシャルの[最適化ウィザード] (Optimization Wizard) にあります。[最適化ウィザード] (Optimization Wizard) は、[最適化] (Optimization)タブから、もしくはメリットファンクションエディタの上部にある [ウィザードとオペランド] (Wizards and Operands) から開いてください。

3.2 最大50の視野点 (Professional および Premium)

50の視野点で非回転対称系の最適化や公差解析を効率的に
以前のOpticStudioバージョンでのシーケンシャル結像光学系の解析、設計、および公差では、12視野点まで使用可能でした。Professional Editionでは最大 50 視野 まで使用可能になります。

50の視野点により、シーケンシャルモードの1コンフィグレーションごとに、50光路の解析を行うことが可能になります。最適化や公差解析の際にはこれら全ての視野が考慮されるため、軸外系や非回転対称系の設計に有用です。また、1つのコンフィグレーションに全視野が含まれることで、温度や圧力、ズームレンズ位置等変化のシミュレーションのためにマルチコンフィグレーション機能を活用しやすくなります。解析プロットおよびシステムエクスプローラでは、視野点は一度に12までの表示が可能な仕様になっています。13以上の視野点表示をご希望の場合は、次期アップグレードに向けてリクエストを承ることも可能です。
[視野データエディタ] (Field Data Editor) から追加された視野点を確認ください。[視野データエディタ] (Field Data Editor)は、システムエクスプローラの[視野] (Fields)セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。

3.3 200 以上の視野点 (Premium)

複雑なフリーフォーム系を200以上の視野点で精確にシミュレーション
以前のOpticStudioバージョンでのシーケンシャル結像光学系の解析、設計、および公差では、12視野点まで使用可能でした。Premium Editionでは、200以上の視野点が使用可能になります。

200以上の視野点により、複雑なフリーフォーム系の精確なシミュレーションや解析、公差が可能になります。フリーフォーム面は、波面や収差の視野による変動を正確にシミュレーションするため、非常に高密度のサンプリングが必要になります。1コンフィグレーションに200の視野点が保存されることで、温度や圧力、ズームレンズ位置等変化のシミュレーションのためにマルチコンフィグレーション機能を活用しやすくなります。解析プロットおよびシステムエクスプローラでは、視野点は一度に12までの表示が可能な仕様になっています。13以上の視野点表示をご希望の場合は、次期アップグレードに向けてリクエストを承ることも可能です。
[視野データエディタ] (Field Data Editor)は、システムエクスプローラの[視野] (Fields)セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。

3.4 新規視野データエディタ (すべてのバージョン)

新しい視野データエディタで シーケンシャルモードの 視野点 を簡単に編集
メリットファンクションエディタやレンズデータエディタ等の他のOpticStudioエディタと同様の機能が、[視野データエディタ] (Field Data Editor)にも追加されました。

これにより、多数の視野点の閲覧、管理、分類が容易くなります。追加機能には、コメント欄、サイズの変更、列の非表示、挿入・削除キーを使用しての視野の追加・削除などがあります。
[視野データエディタ] (Field Data Editor)は、システムエクスプローラの[視野] (Fields)セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。

3.5 視野ウィザード (すべてのバージョン)

視野ウィザードを使用して視野点の系統的な分布を自動生成
[視野データエディタ] (Field Data Editor)の[視野ウィザード] (Fields Wizard)では、選択分布に基づいて視野データエディタに視野点を生成します。分布の選択肢として、均一y 視野、等面積y 視野、均一x 視野、等面積x 視野、グリッド、均一径視野、等面積径視野が含まれています。

本ウィザードの使用により、視野点の手入力によるミスを防ぐことができます。また、高サンプリングの画角での視野点生成にも役立ちます。
[視野ウィザード] (Fields Wizard) は [視野データエディタ] (Field Data Editor) にあります。[視野データエディタ] (Field Data Editor) は、システムエクスプローラの[視野] (Fields)セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。

3.6 視野変換ツール (すべてのバージョン)

新しい視野変換ツールを使用して異なる視野定義へ即座に変換
視野変換ツールは、視野タイプを変換する機能です。例えば、角度で定義された視野点を、同等の物体高の視野点へと変換することができます。

本ツールにより、手入力による視野定義の変換ミスを防ぐことができます。設計段階やファイル比較の際の視野タイプの変換が容易くなります。例えば設計の初期段階では、像高で視野点を定義することは一般的ですが、最終設計としては、物体高や角度による定義が推奨されます。
視野変換ツールは、[視野データエディタ] (Field Data Editor) の[視野タイプ] (Field Type) セクションにあります。[視野データエディタ] (Field Data Editor)は、システムエクスプローラの[視野] (Fields)セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。


3.7 最小/最大 MTF オペランド (すべてのバージョン)

最小/最大 MTF オペランドを使用して、光学系の必要MTF条件を満たす評価関数をシンプルに
メリットファンクションエディタ上で、MTFの最小値と最大値をサジタル面とタンジェンシャル面で表示するオペランドが、新規に追加されました。以前のOpticStudioバージョンでは、サジタル面、タンジェンシャル面、平均値のみの表示が可能で、最小値と最大値表示には最低3つのオペランドの使用が必要でした。

これらの新しいオペランドにより評価関数を単純化し、サジタル面とタンジェンシャル面のMTF条件の入力が容易くなりました。サジタルとタンジェンシャル解析面の回転については、9.1タンジェンシャル角の明確化を参照してください。
新しく追加されたMTFX および MTFN オペランドは、シーケンシャルモードの[メリットファンクションエディタ] (Merit Function Editor) から使用が可能です。[メリットファンクションエディタ] (Merit Function Editor) は [最適化] (Optimization) タブから開けてください。


3.8 CODE V ® ファイル 変換機能を更新 (すべてのバージョン)

*.SEQ ファイルをシーケンシャル OpticStudio ファイルに即座に変換
CODE V ファイル変換機能では、複数の視野点、視野の重み、個人ガラスカタログ、ミラー基板設定、Qタイプ非球面プロパティ、Qタイプ非球面係数、矩形アパチャー、異なる波長重みや視野重みを持つマルチコンフィグレーション、異なるY視野角を持つマルチコンフィグレーション、異なる材質やグローバル座標系を持つマルチコンフィグレーションを扱うことができるよう改善されました。

非回転対称や軸外、マルチコンフィグレーションの系を、クリック1つでシーケンシャル CODE V ファイルからOpticStudio ファイルに変換することができます。但し、現行では自動変換のサポートのないCODE Vコマンドは存在します。現バージョンで変換可能な機能のリストについては、OpticStudio のヘルプファイルを参照してください。
CODE V ® は、Synopsis®社の登録商標です。CODE Vファイル変換は、[ファイル] (Files) タブの[ファイル形式を変換] (Convert Files Formats) ドロップダウンから開くことができます。

4.1 フォトルミネセンスモデルの向上 (Premium)

他の光線解析ソフトで類を見ない正確なフォトルミネセンスモデルで、様々な蛍光と蛍光体をシミュレーション
蛍光と蛍光体の光線シミュレーションで、波長依存性が完全に考慮されるようになりました。新しくなったモデルには、蛍光の再吸収、および波長依存平均自由行程を使った空間依存性が含まれています。以前のバージョンでは、入射光波長による平均自由行程のスケーリングが行われておらず、このため、波長依存性のある光線吸収係数に依らず、平均自由行程ごとに蛍光散乱が起こっていました。

今回のモデル向上により、OpticStudioの光線に基づくフォトルミネセンスモデルは、光線追跡ソフトで最も正確なモデルとなりました。広域スペクトルの入射光の、空間および波長依存性を完全に考慮し、多様な蛍光と蛍光体をシミュレーションすることができます。例えば、ソーラーセルの蛍光集光器の設計が可能となります。フォトルミネセンスモデルにより、入射太陽光の波長が、ソーラーセルによる変換効率の高い波長へ下方変換される現象を、シミュレーションすることができます。散乱、再放出、およびTIRを考慮し、集光器とソーラーセルを最適化することが可能です。
[蛍光と蛍光体] (Phosphors and Fluorescence) の設定は、ノンシーケンシャルコンポーネントエディタの[体積物理特性] (Volume Physics) セクションにあります。ノンシーケンシャルコンポーネントエディタは、ノンシーケンシャルモードの[設定] (Setup) タブにある[エディタ] (Editors) グループから開くことができます。

4.2 奇数次非球面レンズ のオプトメカニカルアパチャー (Professional および Premium)

より現実的なアパチャーを使用して複雑なレンズコンポーネントを設計
複雑なオブジェクトの作成のため、より現実的なアパチャー (オプトメカニカル機械的半径と呼びます)生成機能を追加しました。迷光解析のため、現実的なアパチャーが設定された奇数次非球面を、ノンシーケンシャルモードに自動で変換することができます。奇数次非球面オブジェクトにて、シーケンシャルの奇数次非球面と同じオプトメカニカル機械的半径がサポートされるようになりました。

より現実的な径の設定には、3つのアパチャー (クリア半径、チップゾーン、機械的半径)があり、レンズコンポーネントを製造形状に近づけることができます。
奇数次非球面は、シーケンシャルのレンズデータエディタから、奇数次非球面オブジェクトはノンシーケンシャルコンポーネントエディタから使用できます。

4.3 CAD ダイナミック リンク の更新 (Premium)

SOLIDWORKS 2017 およびAutodesk Inventor 2018CAD パートをOpticStudioで編集・最適化
ダイナミックCADリンクの更新により、SOLIDWORKS (2017) およびAutodesk Inventor (2018)の最新版との連携がサポートされるようになりました。

SOLIDWORKS、PTC Creo Parametric、およびAutodesk Inventor のCADパートを、OpticStudioで動的に開き、最適化を行うことができます。
CADパート:Autodesk Inventor および CADパート: SolidWorksは、ノンシーケンシャル コンポーネントエディタから使用できます。

4.4 ZRD ファイルを生成するオペランド (Professional および Premium)

ノンシーケンシャルのメリットファンクションオペランドを使用して、光線データベースファイルを最適化後に自動保存
ノンシーケンシャル の光線データベースファイル (*.zrd)を、メリットファンクションエディタのオペランドで保存できるようになりました。

これにより、ノンシーケンシャル系の最適化に使用された光線追跡の情報を全て保存し、最適化後に解析することができるようになりました。最適化後に再度光線追跡を実行する必要がなくなり、時間短縮につながります。
NSRD オペランドは、ノンシーケンシャルのメリットファンクションエディタにあります。メリットファンクションエディタは[最適化] (Optimization) タブから開くことができます。

5.1 API サンプルおよびインターフェースマニュアル (Professional および Premium)

OpticStudio API の使用方法を、新しく追加された包括的なマニュアルとMATLAB ®/C#/C++/Python ®のサンプルで学習
ZOS-APIインターフェースマニュアルと入門ガイドが、一つにまとめられました。よく使用される関数、ツール、解析の例示が追加され、ヘルプ形式でまとまりクロスリンクされるようになりました。検索機能が向上され、MATLAB ®/C#/C++/Python ®の4言語において、継承構造が分かり易く改善されています。また、全言語にて全80のサンプルも追加されました。

本APIヘルプとマニュアルは、APIの学習や非推奨のDDE言語からの切り替えに有用です。サンプルコードでは、よく使われる関数が紹介されています。
[ZOS-API入門ガイド] (ZOS-API Introduction) と[ZOS-APIシンタックスヘルプ] (ZOS-API Syntax Help) ファイルは、[プログラミング] (Programming) タブの[ZOS-APIヘルプ] (ZOS-API Help) のドロップダウンから開くことができます。


6.1 OpticStudio オンライン (新Online Edition)

ブラウザがあるデバイスであれば、Online Editionを使用してOpticStudioにアクセス可能
OpticStudio Online Editionにより、ブラウザからOpticStudio Premium機能にアクセスすることが可能になりました。OpticStudio Online Editionは、Zemaxが提供する専用サーバーによりホストされており、最適化されたビデオストリームとして配信されます。これはOnline Editionと呼ばれ、ソフトウェア更新およびテクニカルサポートが含まれた年間サブスクリプションライセンスとなっています。
OpticStudio Online Editionは、ハードウェアに依存せず、ソフトウェア更新やインストール、ライセンスの心配なく使用できます。アカウントにログインするだけで、スマートフォンやタブレット、Mac、iPad、Chromebookなどの端末からOpticStudioを使用することができます。

また、OpticStudio Online Editionには、異なる拠点間での共同作業を簡単にする新しい機能が含まれています。セッション共有機能でURLを相手に送信することで、現在開かれているセッションにブラウザから参加することが可能です。全ての端末で同じOpticStudioの画面が表示され、ソフトウェアの制御をリアルタイムで共有することが可能です。

日本国内のリリースは2017年末を予定しております。OpticSutio Online Editionへのアップグレードについては、Zemax Japan までご連絡ください。

6.2 OpticStudio Online Edition:米国東海岸およびアイルランド (新Online Edition)

米国東海岸および欧州で新サーバーを提供
OpticStudio Online Editionのユーザー体験向上のため、グローバルにサーバーを増設しています。追加サーバーにより、米国東海岸および欧州での応答速度が上がります。

パフォーマンス チェック から最適なサーバーを確認できます。

7.1 公差 オペランドを無視 (すべてのバージョン)

公差データエディタの公差オペランドの無視機能を使って異なる公差オペランドの試行
公差データエディタでワンクリックで、公差オペランドが解析に使用されないように設定できるようになりました。

[公差データエディタ] (Tolerance Data Editor) の[オペランド プロパティ] (Operand Property)セクションで[公差解析でこのオペランドを無視] (Ignore this Operand During Tolerancing)を選択することで、オペランドを削除したり追加したりすることなく、簡単に異なる公差設定を試行・保存することが可能になりました。
[公差解析でこのオペランドを無視] (Ignore this Operand During Tolerancing)は、[公差データエディタ] (Tolerance Data Editor)の[オペランド プロパティ] (Operand Property)セクションにあります。[公差データエディタ] (Tolerance Data Editor) は[公差] (Tolerance) タブから開くことができます。

7.2 Zemax ライセンス マネジャー の更新 (すべてのバージョン)

Zemax ライセンス マネジャーでライセンスのセキュリティとバージョン更新を
Sentinel LDKのランタイムライブラリがバージョン7.55に更新されました。また、別PCへのライセンスの移行時の通知メールに、シリアル番号およびその他詳細情報が含まれるようになりました。

このバージョン更新により、Zemax ライセンス マネジャー は最新のセキュリティ技術に対応し、またライセンスの移行が簡単になります。
Zemax ライセンス マネジャー は、[ヘルプ] (Help)タブから開くか、独立したアプリケーションとして開いてください。


7.3 自動保存 (すべてのバージョン)

新しい自動保存機能でデータ損失のリスクを軽減
[自動保存] (AUTOSAVE) 機能により、OpticStudioのファイルに加えた変更を自動的に保存することが可能になりました。ZMXおよびZDAの両データファイルが、ユーザー定義された間隔でZemax/Autosave/フォルダに自動保存されます。


[自動保存] (Autosave) により、コンピュータのクラッシュやフリーズ、ユーザーエラー等によるデータ損失 のリスクが軽減されます。光学系の全情報および解析結果のデータが自動保存されるため、最終保存時間を心配したり、頻繁に作業を中断してファイル保存をしたりする必要がなくなります。
[自動保存] (Autosave) 機能は、[設定] (Setup) タブの [プロジェクト環境設定] (Project Preferences) から開いてください。

7.4 Zemax データフォルダの場所をカスタマイズ (すべてのバージョン)

Zemax データファイルの保存場所をカスタマイズ
Zemaxデータフォルダの場所を自由に設定できるようになりました。以前のバージョンでは、Zemaxフォルダはドキュメントフォルダに自動インストールされ、移動することができませんでした。

Zemax フォルダを使い勝手のよい場所に移動することが可能です。特に、ドキュメントフォルダが企業ネットワークドライブにリダイレクトされている場合に、有用な設定となります。
Zemaxフォルダの場所は、[プロジェクト環境設定] (Project Preferences) の [フォルダ] (Folders) セクションで変更できます。[プロジェクト環境設定] (Project Preferences) は[設定] (Setup) タブから開いてください。

8.1 スポットX+Y 最適化の性能向上 (すべてのバージョン)

スポットX+Yのデフォルトメリットファンクションを活用して、スポットサイズでの光学系最適化を高速化
XおよびYスポットサイズの最適化アルゴリズムが向上しました。本機能向上は、メリットファンクションウィザードから指定可能な基準である、[スポットX+Y] (Spot X+Y) のデフォルトのメリットファンクションに適用されています。

[メリットファンクションウィザード] (Merit Function Wizard) で [スポットX+Y] (Spot X+Y)を使用することで、設計の高速化を図ることができます。スポットX+Yのメリットファンクションは、これまでのOpticStudio およびZemaxより大幅に高速化され、複雑な系であればあるほど時間短縮が可能になります。例えば、チェビシェフ面と90x90矩形サンプリングアレイを持つ系は30%の高速化が図れ、RMSスポットサイズのメリットファンクションで最適化を行うより40%速くなります。
メリットファンクションの[スポットX+Y] (Spot X+Y)基準は、シーケンシャルの [最適化ウィザード] (Optimization Wizard) にあります。[最適化ウィザード] (Optimization Wizard) は [最適化] (Optimization)タブから開けるか、メリットファンクションエディタの[ウィザードとオペランド] (Wizards and Operands) セクションをオペランドから開けてください。

8.2 エディタ応答時間の向上 (すべてのバージョン)

OpticStudio エディタの応答時間が短縮され、ナビゲーションやスクロールが楽に
ノンシーケンシャル最適化の[ビットマップ ウィザード] (Bitmap Wizard)使用後のメリットファンクションエディタのように、行数の多いエディタにて、応答が改善されました。行の挿入や行の選択の際にエディタの応答時間が短縮されました。エディタのスクロール機能は、10%高速化されています。

これにより、OpticStudioの全てのエディタで操作性が向上しています。
OpticStudio のエディタは[設定] (Setup) タブから開けることができます。

9.1 タンジェント角の明確化 (すべてのバージョン)

視野のTAN設定を使用して、瞳で様々なタンジェンシャル面の角度でMTFや波面、収差等を解析
[視野データエディタ] (Field Data Editor) の [ビネッティング角] (Vignetting Angle) (VAN) が [タンジェンシャル角] (Tangential Angle) (TAN) に変更されました。本設定を使用し、MTF等の解析やコントラスト最適化機能で、サジタルとタンジェンシャル方向を回転することが可能になります。コントラスト最適化については、セクション3.1を参照してください。

MTFは、方向依存の性能解析に最もよく使われる指標で、複雑な光学系で瞳座標に様々な回転を加え計算する必要があります。例えば、軸外系や非回転対称系では、1視野点で、タンジェンシャルやサジタル面でのMTF応答に加え、±45度回転方向での応答も確認する必要があります。
TAN回転設定は、[視野データエディタ] (Field Data Editor) にあります。[視野データエディタ] (Field Data Editor) は、システムエクスプローラの[視野] (Fields) セクション、もしくは[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editor) グループから開いてください。

9.2 入門ガイドの更新 (すべてのバージョン)

ビルトイン入門ガイドのチュートリアルで手軽に学習
OpticStudio入門ガイドにあるチュートリアルのコンテンツが、更新、追加されました。光学系の設計を通して、OpticStudioのインターフェースやシーケンシャル面の定義、マルチコンフィグレーションの作成、CADファイルのエクスポート、シーケンシャル系の最適化、ノンシーケンシャルオブジェクトの定義、ノンシーケンシャル系の最適化、測色方や偏光、コーティング、散乱のシミュレーション方法を学習することができます。

[入門ガイド] (Getting Started Using OpticStudio) は [ヘルプ] (Help) タブにあります。

9.3 Zemax Lab (すべてのバージョン)

Zemax機能の試行と研究調査に参加
Zemax Labは、OpticStudio [ヘルプ] (Help) タブに新設された機能グループです。このグループは、お客様からのフィードバックを得ることを目的とした新機能試行および研究調査機能です。

9.4 Feature Experiments (すべてのバージョン)

新機能の閲覧と候補機能の試行
FEATURE EXPERIMENTドロップダウンメニューから、OpticStudioの次回リリースでの新機能の候補を試行することができます。これらの機能は文書化されていないため、機能についての質問はお問合せください。各機能のツールバーにある Send Feedbackボタンから、テクニカルサポートへのメールを開くことができます。

OpticStudio 17 リリースでは、試行リストに[コントラストロス] (Contrast Loss Analysis) 解析が含まれています。

[コントラストロス] (Contrast Loss Analysis) 解析は、コントラストおよびMTFが瞳でどのように低下しているかを現す新しいマップ機能です。セクション3.1にあるコントラスト 最適化機能との併用を想定した候補機能です。

コントラストロス解析の詳細については、Zemax サポートまでお問合せください。

9.5 Research Surveys (すべてのバージョン)

Zemaxの未来を形作る
Zemax から調査依頼が発行されると、RESEARCH SURVEYSドロップダウンメニューが使用可能になります。

10 データ カタログ

10.1 新規の材料カタログ (すべてのバージョン)

Kopp Glassから新しい材料カタログを入手
OpticStudioに Kopp Glassの材料カタログが追加されました。本カタログには、23種のガラスが含まれています。

[材料カタログ] (Materials Catalog) は、[ライブラリ] (Libraries) から開いてください。

10.2 材料カタログの更新 (すべてのバージョン)

Ohara/Osaka Gas Chemical/Zeonの最新材料カタログを入手
Ohara 材料カタログが更新され、以下の材料が追加されました:
· S-LAL20
· S-LAH52Q
· S-LAL54Q
· S-LAH97

Osaka Gas Chemicals 材料カタログが更新され、OKP4HTの熱係数が追加されました。

Zeon 材料カタログが更新され、全ZEONEX材料に熱係数が追加されました。2016までのZEONEX材料データは、必ず2017年のZEONEX材料に更新してください。ZEONEX_E48R_2017は熱定数の他に分散係数も更新されています。

10.3 新規の原器リスト (すべてのバージョン)

原器リストをJML Opticalから入手
OpticStudio にJML Optical の[原器リスト] (Test Plate List) 、JML_cylindrical.tpdが追加されました。本リストは、1077の新しい原器が含まれています。

[原器リスト] (Test Plate List)は、ベンダーの原器リストの原器半径に自動フィッティングをかける [原器合わせ] (Test Plate Fitting) ツールで使用されます。
[原器リスト] (Test Plate List)および [原器合わせ] (Test Plate Fitting) ツールは、[最適化] (Optimize)にあります。

10.4 原器リストの更新 (すべてのバージョン)

II-VI Incorporated/Raytheon ELCAN Optical Technologies/POG GmbH/ Tucson Optical Research Corporationから原器リストを入手
II-VI 原器リストが更新され、1104 枚になりました。
Raytheon ELCAN 原器リストが更新され、13006枚になりました。
POG GmbH 原器リストが更新され、2175枚になりました。
Tucson Optical Research 原器リストが更新され、924枚になりました。
以下の 原器リストは無効化され削除されました:
Davidson Optronics.tpd / Janos.tpd / JDSU.tpd / MediVision.tpd / Model.tpd
OpticStudio 17には、以下のバグ修正が含まれています。
シーケンシャルモード
· レイエイミング・アルゴリズム - 広角系でのレイエイミングのアルゴリズムが向上しました。
· GRADIUM - 温度および圧力変動のある系での、GRADIUMレンズの有効焦点距離計算で起こっていた問題を修正しました。
· ミラー面 - TCEが0以外の値に設定されたミラー面での、中央の厚み計算で起こっていた問題を修正しました。公称温度でミラーの中央の厚みが0の場合のみ起こったバグ。
· 波面収差マップ解析 - 波面収差マップの下部に表示されているRMS波面収差が、視野に対するRMS解析の計算と同じアルゴリズムを使用して計算されるように変更しました。
· FFT PSF/ホイヘンスPSF/波面収差マップ/フーコー/干渉図形解析 - FFT PSF/ホイヘンスPSF/波面収差マップ/フーコー/干渉図形各解析の各ピクセルの中心でのピクセル座標で起こっていた問題を修正しました。本修正は、クラシックタブではなくグラフタブの方でプロットされるデータの修正になります。
· 幾何光学的MTF 解析 - 主光線が追跡できない系で結果をスケーリングしようとした際に、回折限界によって幾何光学的MTFからエラーが出ない問題を修正しました。(修正前は不正な結果が返されていました。)
· フットプリントダイアグラム解析 -フットプリントダイアグラムでブランクか不正な結果が返される問題を修正しました。この問題は、OpticStudio 16.5 Service Pack 5から生じた問題です。
· コストエスティメータツール - コストエスティメータで、ZMXファイルからレンズデータエディタの全パラメータを読み込めなかった問題を修正しました。
· コストエスティメータツール - コストエスティメータで、凹面と平面が同時選択可能であった問題を修正しました。
· POWF メリットファンクションオペランド – TAN(前バージョンのVAN)視野値が0以外の値の系で、POWFメリットファンクションオペランドによるXおよびY有効焦点距離計算で起こっていた問題を修正しました。
ノンシーケンシャルモード
· フォトルミネセントオブジェクト - フォトルミネセント物質内の散乱光線で、偏光が伝搬方向に垂直でなかった問題を修正しました。
· 分布オブジェクト - ノンシーケンシャルモードの分布オブジェクトの光線追跡アルゴリズムを向上しました。
· ディテクタ(面)オブジェクト - 単位がルーメンに設定されたディテクタ(面)オブジェクトのディテクタビューワで表示される全パワーの問題を修正しました。
· 放射測定のRGBへの単位変換 - 放射測定値をディテクタ(色)等の解析結果からRGB疑似カラー相当に変換する IColorTranslatorインターフェースが追加されました。
[��2&
GO


Similar Topics


Login
Existing Account
Email Address:


Password:


Select a Forum....



































Zemax Users Forum


Search