OpticStudio 18.1 (2018年1月17日リリース)


OpticStudio 18.1 (2018年1月17日リリース)

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1.1 マルチコンフィグレーションをノンシーケンシャル モードに変換 (Professional および Premium)

全てのシーケンシャル コンフィグレーションを1つのノンシーケンシャル ファイルに変換できるようになりました
[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールで、[マルチコンフィグレーション エディタ] (Multiple Configuration Editor) (MCE) のオペランドを変換できるようになりました。OpticStudioの以前のバージョンでは、ノンシーケンシャル モードに変換される際に、MCEオペランドは保持されていませんでした。この度のアップグレードで、[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールで、シーケンシャルでのMCEオペランドが、該当するノンシーケンシャルのオペランドに自動的に変換されるようになりました。

図1.1a. 3つのコンフィグレーションを持つシーケンシャルのズームレンズ系

図1.1b. ノンシーケンシャルモードに変換されたズームレンズ系

ノンシーケンシャル モードへの変換では、以下のMCEオペランドがサポートされています:

· CONN
· COTN
· CRVT
· GLSS
· MOFF
· MTFU
· PRAM
· PRWV
· SDIA
· TEMP
· THIC
· WAVE
· WLWT


シーケンシャルMCEオペランドの中には、ノンシーケンシャルで該当するオペランドがないこともあります。その場合は、変換されずにMOFFオペランドに置き換えられ、元オペランド名がコメント欄に記されます。
ノンシーケンシャル モードへの変換の際には、シーケンシャルの物面と像面が、それぞれ光源、およびディテクタ オブジェクトとして自動的に追加されます。シーケンシャル ファイルでこれらの面が複数の位置に存在する場合は、光源とディテクタ オブジェクトの位置は、複数のNPOSおよびNPARマルチコンフィグレーション オペランドに変換されます。[ディテクタ(矩形)](Detector Rectangle) オブジェクトの位置は、各視野のスポットのセントロイド位置に合わせられ、また[ディテクタ(色)] (Detector Color)オブジェクトの位置は、シーケンシャル像面の交点に合わせられます。
注記:ノンシーケンシャル モードでは熱ピックアップのモデリングはできないため、このオペランドは変換されずに削除されます。
[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールは、OpticStudio [ファイル] (File) タブの[変換] (Convert)セクションにあります。

図1.1c. ファイルタブにあるNSCグループに変換ツール
[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールは、シーケンシャルのレンズデータ エディタ内の面グループを、ノンシーケンシャル コンポーネントの面に変換、またはファイルごとノンシーケンシャルの系に変換するツールです。シーケンシャルMCEオペランドを同等のノンシーケンシャル オペランドに変換するには、[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ダイアログボックスで、[ファイルをノンシーケンシャル モードに変換] (Convert file to non-sequential mode)オプションにチェックを入れてください。

図1.1d. NSCグループに変換ダイアログボックスの設定
[マルチコンフィグレーション エディタ] (Multiple Configuration Editor) および関連するツールは、[設定] (Setup) タブの [コンフィグレーション] (Configuration) セクションにあります。

図1.1e. 設定タブにあるコンフィグレーション セクション

1.2 公差解析データをノンシーケンシャルに変換 (Professional および Premium)

シーケンシャル公差を忠実に変換、ノンシーケンシャルモードでの追加検証を可能に
[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールで、シーケンシャル [公差解析エディタ] (Tolerance Data Editor) (TDE) オペランドの変換ができるようになりました。以前のバージョンのOpticStudioでは、TDE オペランドはノンシーケンシャル モードへの変換時に保持されていませんでした。この度のアップグレードでは、[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールで、シーケンシャルTDEオペランドが、それぞれノンシーケンシャルの該当するオペランドに変換されるようになりました。

図1.2a. シーケンシャルのダブルガウス系のスポットダイアグラムと公差解析エディタ

図1.2b. ノンシーケンシャル モードに変換されたダブルガウス系
ノンシーケンシャル モードへの変換では、以下のTDE オペランドがサポートされています:

· CMCO
· COMM
· SAVE
· SEED
· STAT
· TABB
· TEDX
· TEDY
· TETX
· TETY
· TETZ
· TIND
· TMCO
· TOFF
· TRAD
· TTHI

面のティルトやイレギュラリティなど、ノンシーケンシャル モードで同等の機能がないシーケンシャル公差解析機能もあります。これらの機能に関係するTDEオペランドは、ノンシーケンシャル モードでは同等のオペランドがないため、変換されずにTOFFに置き換えられます。TOFFには元オペランド名がコメント欄に記されます。
注記:シーケンシャルでTFRNオペランドが平面に定義されている場合は、手動にて適切な半径の公差に変換する必要があります。また、ティルトやディセンタされた光学素子グループについても、手動での変換が必要になります。
[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールは、OpticStudio [ファイル] (File) タブの[変換] (Convert)セクションにあります。(図1.1c参照) [NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ツールは、シーケンシャルのレンズデータ エディタ内の面グループを、ノンシーケンシャル コンポーネントの面に変換、またはファイルごとノンシーケンシャルの系に変換するツールです。シーケンシャルTDEオペランドを同等のノンシーケンシャルオペランドに変換するには、[NSC グループに変換](Convert to NSC Group)ダイアログボックスで、[ファイルをノンシーケンシャル モードに変換] (Convert file to non-sequential mode)オプションにチェックを入れてください。(図1.1d参照)
[公差解析データエディタ] (Tolerance Data Editor)は 、[公差解析] (Tolerancing) セクションの [公差] (Tolerance)タブにあります。

図1.2c. 公差解析データエディタ ボタンのある公差タブ

1.3 物理光学伝搬での高サンプリング密度 (Professional および Premium)

コヒーレントなビーム伝搬解析を極めて高いサンプリングで追求
この度のアップグレードにより、ZOS-API のRunHighSamplingPOP メソッドを使用することで、[物理光学伝搬] (Physical Optics Propagation) (POP) 解析のサンプリング数を大幅に増やすことができるようになりました。POP設定から設定可能なX-およびY-の最高サンプリング数は16,384ですが、ZOS-API での最高サンプリング数は 1,073,741,824になります。

図1.3a. レンズアレイの照度および位相のPOP解析結果

図1.3b.POP設定画面の X-およびY-サンプリング設定
コヒーレント ビーム のシミュレーションでは、通常、UIでのPOPのサンプリング設定(16,384まで)で十分です。光回折や遷移放射などの光学現象では、高密度サンプリングが必要になります。これらのシミュレーションにおいては、低強度の外周部まで考慮しながら、非常に幅の狭い強度ピークを捉える必要があるためです。このような場合に、ZOS-API を使用しUIのサンプリング設定を上書きすることが可能です。
注記:高サンプリングは通常RAMに大きな負荷がかかります。
RunHighSamplingPOP メソッドの引数には以下が含まれます:
· configFile – POPコンフィグレーション設定ファイルのパス
· xSampling – X-方向のサンプリング
· ySampling – Y-方向のサンプリング
· outputTextFile – 出力ファイルの保存先パス
RunHighSamplingPOP メソッドの詳細については、以下 ZOS-API シンタックス ヘルプ ファイルを参照してください。

図1.3c. ZOS-API ヘルプ メニューのあるプログラミング タブ

図1.3d. ZOS-API シンタックス ヘルプ ファイルのRunHighSamplingPOP()

1.4 新機能の試行 (すべてのバージョン)

実装検討中の機能を試行評価
[Zemax ラボ] (Zemax Lab) から、実装前の新機能を試行することができます。新機能は、最終的な実装までに変わる可能性があり、ヘルプ ファイルにもまだ記述のない機能になります。
[Zemax ファイル収集] (Zemax File Collector) ツールは、Zemax サポートに バグ報告を行う際に必要となるファイルを自動収集するツールです。機密情報を含む可能性のあるファイルについては、フラグが立ち、簡単に削除することができます。生成されたZIPファイルは、参考のため保存したり、japan@zemax.com. まで添付として送付したりするために使用できます。

図1.4a. Zemax ファイル収集ツールの設定
[新機能の試行] (Feature Experiments)は、[ヘルプ] (Help) タブの [Zemax ラボ] (Zemax Lab) にあります。

図1.4b. ヘルプ タブにある新機能の試行メニュー

2.1 右クリックでノンシーケンシャル オブジェクトを無視および非表示 (Professional および Premium)

新しい右クリック メニューからノンシーケンシャルの系をより効率的に作成
[ノンシーケンシャル コンポーネント エディタ] (Non-Sequential Component Editor) (NSCE) で、[オブジェクトを無視して非表示] (Ignore and Hide Object)を右クリックメニューから選択することで、ワンクリックでオブジェクトの無視と非表示を行うことができるようになりました。同様に、 [オブジェクトを有効にして表示] (Consider and Show Object) も、右クリックメニューから選択することができます。NSCEのオブジェクト上で右クリックすることで、メニューにアクセスすることができます。

図2.1a. NSCEで右クリックすると表示される新設定(オブジェクトを有効にして表示、およびオブジェクトを無視して非表示)。ディテクタ(極)で非表示と無視を選択。
[オブジェクトを有効にして表示] (Consider and Show Object) オプションにより、 [オブジェクト プロパティ] (Object Properties) で以下のように設定が変更されます:
· [タイプ] (Type) セクション:光線追跡の [光線はこのオブジェクトを無視](Rays Ignore Object) を「なし」に設定
· [描画] (Draw) セクション: [オブジェクトの非表示] (Do Not Draw Object) のチェックを外す
同様に、[オブジェクトを無視して非表示] (Ignore and Hide Object) オプションにより、[オブジェクトプロパティ] (Object Properties) で以下のように設定が変更されます:
· [タイプ] (Type) セクション:光線追跡の [光線はこのオブジェクトを無視](Rays Ignore Object) を「常時」に設定
· [描画] (Draw) セクション: [オブジェクトの非表示] (Do Not Draw Object) のチェックを入れる
注記:光源オブジェクトでは、[光線はこのオブジェクトを無視] (Rays Ignore Object)は無効となっているため、上記オプションの選択により[オブジェクトの非表示] (Do Not Draw Object)の入切のみが切り替わります。

図2.1b. オブジェクト プロパティのタイプ セクション内にある「光線はこのオブジェクトを無視」設定。「なし」「常時」「射出時」から選択。






図2.1c. オブジェクト プロパティの描画セクション内にある「オブジェクトの非表示」チェックボックス




2.2 最適化設定を保存およびロード(すべてのバージョン)

より一貫したカスタム最適化設定が可能に
全ての最適化ウィンドウで、設定の保存、保存された設定のロード、そしてデフォルト設定へのリセットを行うことができるようになりました。最適化設定を、異なるセッションでカスタマイズ、保存、ロードすることができます。

図2.2a. ローカル最適化ウィンドウに新しく追加された「保存」「ロード」「リセット」ボタン
[最適化] (Local Optimization)、[グローバル最適化] (Global Optimization)、および [ハンマー最適化] (Hammer Optimization) ウィンドウに、「保存」「ロード」「リセット」ボタンが追加されました。「保存」ボタンの押下により、OpticStudioのコンフィグレーション ファイルに現在の設定が保存されます。「ロード」ボタンで、最後に保存された設定をロードすることができます。また「リセット」ボタンで、デフォルト設定に戻すことができます。
注記:最適化ウィンドウは、セッションで使用された前回の設定を記憶しています。最適化設定を変更し、最適化を実行後、ウィンドウを閉じて再度開けた場合、前回使用された設定でウィンドウが開きます。保存された設定を使用する場合はロードする必要があります。
[最適化] (Local Optimization)、[グローバル最適化] (Global Optimization)、および [ハンマー最適化] (Hammer Optimization)は、[最適化] (Optimize) タブにあります。

図2.2b. 最適化タブにあるローカル、グローバル、ハンマー最適化

2.3 視野データプロットを自動スケーリング(すべてのバージョン)

FOVサンプリングに的確な視野点分布を素早く定義
[視野データエディタ] (Field Data Editor) (FDE)の[視野プロット解析] (Field Plot Analysis) が、自動でスケーリングされるようになり、定義された全視野点が的確に表示されるようになりました。

図2.3a. 等面積放射視野の視野データエディタと視野プロット解析
視野プロット解析のデフォルトのスケーリングは最大視野の1.1倍です。[視野データ エディタ] (Field Data Editor) (FDE)と[視野プロット解析] (Field Plot Analysis) は、[設定] (Setup) タブの[エディタ] (Editors) セクションにあります。

図2.3b. 視野データ エディタのある設定タブ

2.4 アーカイブ ファイルを元ファイルと同じフォルダに展開 (すべてのバージョン)

ワンクリックで保存したいフォルダを指定してOpticStudioファイルをZARファイルから展開
[Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く] (Restore From Zemax Archive (ZAR) File) ウィンドウに、元ファイルと同じフォルダに展開するボタンが追加されました。
図2.4a. 「Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く」ウィンドウの 「ファイルと同じ」ボタン
[ファイルと同じ] (Same as File)を選択することで、[保存先] (To Folder)が元ZARファイルと同じフォルダに設定されます。[Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く] (Restore From Zemax Archive (ZAR) File) ウィンドウは、[ファイル] (File) タブの[アーカイブ] (Archive) セクションにある [アーカイブの読み込み] (Load Archive) から開きます。

図2.4b. ファイルタブにある「アーカイブを読み込み」ボタン

2.5 アーカイブ ファイルの内容を比較(すべてのバージョン)

OpticStudioファイルを共有する際に変更点がより明確に
[Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く] (Restore From Zemax Archive (ZAR) File) ウィンドウに、[異なるファイルを通知] (Prompt if Different)設定が追加されました。この新しい設定により、ZARファイル内のファイルは既存ファイルと比較されるようになります。

図2.5a. 「Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く」ウィンドウの「異なるファイルをプロンプト」設定
[異なるファイルを通知] (Prompt if Different) 設定が選択されている場合は、ZARファイル内のファイルとOpticStudioの既存ファイルが比較され、新しいファイルが既存ファイルと同じ場合は、既存ファイルを使用し、異なる場合は、新しいファイルと既存ファイルの選択が求められます。
[Zemax アーカイブ ファイル(ZAR)を開く] (Restore From Zemax Archive (ZAR) File) ウィンドウは、[ファイル] (File) タブの[アーカイブ] (Archive) セクションにある [アーカイブの読み込み] (Load Archive) から開きます。(図2.4bを参照)

2.6 ABCD マトリックスをデータ一覧で表示(すべてのバージョン)

光学系のABCDマトリックスを簡単に確認
[データ一覧] (Prescription Data) の [全般データ] (General Data) セクションから、ABCDマトリックスの値を確認できるようになりました。以前のバージョンでは、[グリッド ディストーション] (Grid Distortion) 解析のテキスト タブからのみ、確認が可能でした。

図2.6a. グリッド ディストーション解析のテキストタブとデータ一覧で表示された予測座標 ABCDマトリックス
ABCD マトリックスの値は主波長および軸上視野 (x=y=0)を使用して計算されています。[データ一覧] (Prescription Data)は、[解析] (Analyze) タブにあります。

図2.6b. 解析タブにあるデータ一覧

3.1 ZOS-APIのシーケンシャルツール(Professional および Premium)

ZOS-APIで反復ルーチンを自動化しアライメント工程を生成
ZOS-API で、OpticStudioの [レンズデータ エディタ] (Lens Data Editor) (LDE)から、 折り返しミラーの追加および削除、エレメントの反転、焦点距離設定、ダブルパスを作製する各種シーケンシャルツールを呼び出すことができるようになりました。

図3.1a. シーケンシャルのレンズデータ エディタにある「折り返しミラーの追加」「折り返しミラーの削除」「エレメントを反転」「焦点距離設定」「ダブルパスを作製」ツール
LDEにあるツールがZOS-APIからアクセスできるようになりました。ツールには以下が含まれています:
· 折り返しミラーの追加
· 折り返しミラーの削除
· エレメントを反転
· 焦点距離設定
· ダブルパスを作製
以下は、各ツールのシンタックス例になります。
エレメントを反転
· C#: IMessage ToolMessage = TheSystem.LDE.RunTool_ReverseElements(6, 9);
· C++: ZOSAPI_Interfaces::IMessagePtr ToolMessage = TheSystem->LDE-> RunTool_ReverseElements(6, 9);
· MATLAB: TheSystem.LDE.RunTool_ReverseElements(6, 9)
· Python: TheSystem.LDE.RunTool_ReverseElements(6, 9)
折り返しミラーを追加
· C#: ToolMessage = TheSystem.LDE.RunTool_AddFoldMirror(4, ZOSAPI.Editors.LDE.TiltType.XTilt, 90);
· C++: ToolMessage = TheSystem->LDE->RunTool_AddFoldMirror(4, TiltType::TiltType_XTilt, 90);
· MATLAB: TheSystem.LDE.RunTool_AddFoldMirror(4,ZOSAPI.Editors.LDE.TiltType.XTilt, 90)
· Python: TheSystem.LDE.RunTool_AddFoldMirror(4, constants.TiltType_XTilt, 90)
折り返しミラーを削除
· C#: ToolMessage = TheSystem.LDE.RunTool_DeleteFoldMirror(5);
· C++: ToolMessage = TheSystem->LDE->RunTool_DeleteFoldMirror(5);
· MATLAB: TheSystem.LDE.RunTool_DeleteFoldMirror(5)
· Python: TheSystem.LDE.RunTool_DeleteFoldMirror(5)
ダブルパスを作製
· C#: ToolMessage = TheSystem.LDE.RunTool_MakeDoublePass(5);
· C++: ToolMessage = TheSystem->LDE->RunTool_MakeDoublePass(5);
· MATLAB: TheSystem.LDE.RunTool_MakeDoublePass(5)
· Python: TheSystem.LDE.RunTool_MakeDoublePass(5)
焦点距離設定
· C#: ToolMessage = TheSystem.LDE.RunTool_MakeFocal(100);
· C++: ToolMessage = TheSystem->LDE->RunTool_MakeFocal(100);
· MATLAB: TheSystem.LDE.RunTool_MakeFocal(100)
· Python: TheSystem.LDE.RunTool_MakeFocal(100)
詳細は[ZOS-API シンタックス ヘルプ](ZOS-API Syntax Help) を参照してください。 (図1.3c参照)

3.1b. ZOS-API シンタックス ヘルプの RunTool_DeleteFoldMirror()

3.2 ZOS-APIから環境設定を編集 (Professional および Premium)

OpticStudioの環境設定をZOS-APIからカスタマイズ
ZOS-API から、OpticStudioの環境設定ができるようになりました。環境設定は [設定] (Setup) タブにあります。

図3.2a. プロジェクト環境設定の「一般」セクション
ZOS-APIのプロジェクト環境設定:
· General.DateTimeFormat
· General.Language
· General.ZMXFileEncoding
· General.TXTFileEncoding
· General.UseSessionFiles
· General.IncludeCalculatedDataInSession
· General.UpdateMostRecentlyUsedList
· General.UserPreferences
· ResetToDefaults()
以下は、ZOS-APIから行うプロジェクト環境設定変更の例になります。
C#:
IPreferences Preference = TheApplication.Preferences;
IPreferencesGeneral PrefG = Preference.General;
Console.WriteLine("DateTimeFormat: " + PrefG.DateTimeFormat);
Preference.ResetToDefaults();
PrefG.Language = ZOSAPI.Preferences.LanguageType.English;

C++:
IPreferencesPtr Preference = TheApplication->Preferences;
IPreferencesGeneralPtr PrefG = Preference->General;
// Define the enums to a map/dictionary
std::map<int, const char*> DateTimeFormatLookup;
DateTimeFormatLookup[DateTimeType::DateTimeType_None] = "None";
DateTimeFormatLookup[DateTimeType::DateTimeType_Date] = "Date";
DateTimeFormatLookup[DateTimeType::DateTimeType_DateTime] = "DateTime";
cout << "\nDateTimeFormat: " << DateTimeFormatLookup[PrefG->DateTimeFormat];
PrefG->DateTimeFormat = DateTimeType_None;

MATLAB:
Preference = TheApplication.Preferences;
PrefG = Preference.General;
Logic = {'False', 'True'};
fprintf('DateTimeFormat: %s\n', char(PrefG.DateTimeFormat))
Preference.ResetToDefaults();
PrefG.Language = ZOSAPI.Preferences.LanguageType.English;

Python:
Preference = TheApplication.Preferences
PrefG = Preference.General
Logic = ['False', 'True']
#Define the enums to a map/dictionary
DateTimeTypeLookup = {constants.DateTimeType_None:'None', constants.DateTimeType_DateTime:'DateTime', constants.DateTimeType_Date:'Date'}
print('DateTimeFormat: %s\n' %DateTimeTypeLookup[PrefG.DateTimeFormat])
Preference.ResetToDefaults()
PrefG.DateTimeFormat = constants.DateTimeType_None

詳細は[ZOS-API シンタックス ヘルプ] (ZOS-API Syntax Help) を参照してください。 (図1.3c参照)

3.2b. ZOS-API シンタックス ヘルプの General.DateTimeFormat

3.3 ZRD Readerからより詳細な光線データ (Professional および Premium)

ZOS-APIで光線追跡の結果をより詳細に解析
IZRDReader と呼ばれるZOS-API のZemax 光線データベース(ZRD) リーダーにより、 ノンシーケンシャル光線追跡で計算される全ての光線追跡情報にアクセスできるようになりました。

3.3a. ZOS-API シンタックス ヘルプの Tools.RayTrace.IZRDReader
IZRDReaderを使用して以下の情報を取得できます:
· 光線のステータス: 中止、反射、屈折、散乱、回折、ゴースト、面から散乱、バルク散乱
· 光線セグメント数
· 光線が公差したオブジェクト番号
· 光線が公差したフェイス番号
· 内部で光線が伝搬しているオブジェクトの番号
· 1つ前のセグメント番号
· 光線が到達したディテクタ オブジェクトのピクセル番号
· 媒質の屈折率
· 光線の初期光路長
· 光線交差点のグローバル座標
· 光線のグローバル方向余弦
· 交点でのオブジェクトのグローバル法線ベクトル
· 光線セグメントの物理経路(光路ではない)の長さ
· オブジェクトによって付加される位相光路長
· 光線の累積合計位相
· グローバルx-、 y-、 z-座標(実数および虚数)における電界
詳細は[ZOS-API シンタックス ヘルプ] (ZOS-API Syntax Help) を参照してください。 (図1.3c参照)

4.1 材料(すべてのバージョン)

Sumita, APEL, Ohara, AngstromLinkから新しいカタログを入手
Sumita 材料カタログに、正しい命名基準が反映されました。ガラス名が「K-」で始まるガラスは、熱係数が定義され、有効波長領域が0.36-1.55 umに広がりました。ガラス名が「(M)」で終わるガラスは、成型製造後に分散式にフィッティングされた成型ガラスです。

図4.1a. Sumita 材料カタログ
APEL 材料カタログに、新しく3グレードが追加されました:APL5014CL、 APL5015AL、APL5014GH

図4.1b. APEL 材料カタログ
Ohara 材料カタログに、新しい材料S-LAH63Qが追加されました。L-BAL42 の透過が0.24-2.4umの領域で定義されています。

図 4.1c. Ohara 材料カタログ
AngstromLink 材料カタログが、大阪ガスケミカルの材料カタログと統合されました。本変更に関して、カタログにコメントが追加され、全ガラスのステータスに旧式と表示されるようになりました。

4.1d. AngstromLink 材料カタログ
[材料カタログ] (Materials Catalog) は、[ライブラリ] (Libraries) タブにあります。

図4.1e.ライブラリ タブにある材料カタログのボタン

4.2 コーティング(すべてのバージョン)

Macleodの最新コーティングを入手
Macleod コーティングの基板層が削除されました。それぞれのコーティングに厚さ0 mmの基板層が定義されていましたが、物理的な意味はないため、削除されました。

図4.2a. Essential Macleod コーティング
Macleod コーティングとコーティング ツールは、[ライブラリ] (Libraries) タブにあります。

図4.2b. ライブラリ タブにあるコーティング カタログボタン

4.3 IES 光源モデル (Premium)

OSRAM から最新のIES 光源モデルカタログを入手
OSRAM IES 光源モデルカタログに新しいLEDが追加され、廃版となった製品が削除されました。新しいカタログには598の光源モデルが含まれています。

図4.3a. OSRAM光源モデルカタログ
IES 光源モデルをダウンロードするには、[ライブラリ] (Libraries) タブにある [IESファイルをダウンロード] (Download IES Files) ツールを使用します。

図4.3b. ライブラリタブにある「IESファイルをダウンロード」ツール

4.4 Radiant Source Models (Premium)

最新のRadiant Source Model カタログをPhilips Lumileds Lighting CompanyDOMINANT Opto Technologiesから入手
Philips Lumileds Lighting CompanyのRadiant Source Model (RSM) カタログに、77の新しいLUXEONタイプ 高出力LEDが含まれるようになりました。

4.4a. Philips Lumileds Lighting Companyカタログ
DOMINANT Opto Technologies のRSM カタログに現在の製品ラインが反映されました。現在カタログには53 のRadiant Source Modelが含まれています。

4.4b. DOMINANT Opto Technologies カタログ
Seven OSRAM LEDs およびVishay Intertechnology カタログは、情報が有効でなくなったため、Radiant Source Models ライブラリから削除されました。
Radiant Source Modelは、[ライブラリ] (Libraries) タブからダウンロードできます。

図4.4c. ライブラリ タブにある「Radiant Source Modelをダウンロード」ツール

4.5 原器(すべてのバージョン)

最新の原器リストをWavelength Opto-Electronic Rainbow Research Opticsから入手
Wavelength Opto-Electronic は、原器リストwavelength_singapore.tpd をインストーラから削除し、新しく原器リストWavelength Opto-Electronics (SG).tpdを追加しました。

4.5a. Wavelength Opto-Electronic 原器リスト
Rainbow Research Optics は、原器リストRainbow Research.tpd をインストーラから削除し、新しく原器リストRROITestPlates.tpdを追加しました。

4.5b. Rainbow Research Optic原器リスト
[原器リスト] (Test Plate List) は、[ライブラリ] (Libraries) タブにあります。

図4.5c.ライブラリ タブにある「原器リスト」ボタン

4.6 市販レンズ(すべてのバージョン)

最新のDaheng Opticsレンズ カタログを入手
Daheng Optics レンズカタログに新しいレンズが追加され、旧式レンズは削除されました。現在カタログには302 のレンズが含まれます。

4.6a. Daheng Optics 市販レンズ
[レンズカタログ] (Lens Catalog) は、[ライブラリ] (Libraries) タブにあります。

図4.6b. ライブラリ タブにある「レンズ カタログ」ボタン

4.7 ハードキー ドライバ (すべてのバージョン)

最新のSentinel ハードキー ドライバを入手
Sentinel システム ドライバがバージョン 7.6.0にアップデートされ、Windows Credential Guard とDevice Guardに準拠するようになりました。黒のUSBライセンスをお持ちのユーザーの方のみに該当するアップグレードです。ドライバのバージョンは、デバイス マネジャーから確認が可能です。

図4.7a.デバイス マネジャー のユニバーサル シリアル バス コントローラ セクションからSentinel システム ドライバの詳細を確認
OpticStudio 18.1 では、以下のバグ修正および改善が含まれています:
ツール
· 最適化 - 最適化アルゴリズムで、最適化が1サイクルの途中で停止された場合の対処工程が改善されました。
· 公差解析 - 複数のコンペンセータがある系の公差解析結果にコンペンセータの統計が正しく表示されるように改善されました。
シーケンシャル面と解析
· 光学合成ホログラム面 – [光学合成ホログラム] (Optically Fabricated Hologram) (OFH)面の最適化の変数の設定方法が変わりました。OFH面の最適化の際に、製造光学系ファイル内の変数が、最適化の変数に自動的に使用されることがなくなりました。代わりに、再生光学系ファイルでHLGVオペランドを使用し、製造光学系ファイルのどの変数を使用するかを指定する必要があります。この変更により、製造光学系ファイルの変数をリンクするピックアップソルブの使用など、変数の使用方法を自由に制御できるようになりました。HLGVオペランドの設定をしやすくするため、[ホログラム変数を追加](Add Hologram Variables)ツールが、[マルチコンフィグレーション エディタ] (Multiple Configuration Editor)のツールバーに新しく追加されました。
· 波面収差マップ解析 – OpticStudio 17.5 で生じた波面収差計算の問題が修正されました。[波面収差マップ] (Wavefront Map) 解析で、[視野に対するRMS] (RMS vs. Field)解析と同じアルゴリズムを使用した波面収差の計算が間違っていました。
· 楕円グレーティング面 – [楕円グレーティング] (Elliptical Grating) 面への光線の追跡アルゴリズムが、グレージング角での入射光を扱えるように改善されました。
ノンシーケンシャル解析
· システム エクスプローラ – システム エクスプローラのノンシーケンシャル セクションで定義された「最大重複/接触オブジェクト数」の2倍の値が計算で使用されていた問題について修正されました。
· ディテクタ ビューワ解析 – ディテクタ(矩形)で使用される立体角計算におけるマイナーな誤りが修正されました。この問題は、角度(強度)データをディテクタ ビューワ解析で表示し、高速角で大きな強度分布を持つ場合にのみ起こっていました。
· 近軸レンズ オブジェクト - OpticStudio のノンシーケンシャル モードで、近軸レンズ オブジェクトをミラーとして定義できるようになりました。
プログラミング
· Zemax プログラミング言語(ZPL) – ZPLのLOADLENS キーワードで、前に開いていたZMXファイルがセッションファイルのない新しいファイルであった場合、既に開いている解析を閉じないように変更されました。
· ZOS-API – MATLABのインタラクティブ拡張機能のボイラープレート コード内のタイポを訂正しました。行80で誤ってMXException()が呼び出されていましたが、MException()に訂正されています。
以下はOpticStudio 18.1の既知のバグです。
ネットワーク ライセンスをオフラインで使用するためにチェックアウトする際、条件によりコンピュータの再起動時にライセンスが削除されることがあります。

対象: OpticStudio バージョン 17 から 18.1に影響

解決方法: ライセンスのベンダーにより修正され、OpticStudioの次回リリースにアップデートが含まれます。次回リリースまでは、OpticStudioのクライアント機とソフトキーのホスト機でSentinel LDK ランタイムをアップデートすることで解決が可能です。以下リンク ナレッジベース記事のLicense Check Out セクションをご確認ください。
How to Troubleshoot Softkey License Issues

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